ビエンチャンの中心部からセタティラート通りをずんずん西に歩くと、やがてサムセンタイ通りとY字に合流する。先端のデルタ部分が広場として整備され、ファーグム王の立像が町の入口をにらむ。
ファーグム王はランサーン王国を建国した王である。少なくともそう伝えられている。ここでは史実などという不粋な領域には立ち入らず、建国王という言葉をそのまま使うことにする。ラオスが誇る歴史は(青銅器文化と現代を除くと)ランサーン王国しかないので、その建国者は聖徳太子と源頼朝と織田信長を足し合わせたような偉大な王である。
おりしも天気は上々で、散歩気分でふらっと訪れた私は、青空をバックに何枚か写真を撮った。このページは建国王ファーグムのファンに贈る特集ページである。
まずは斜め前から全体像を撮ってみる。
全体像
続いて、アングルを変えて2枚。
右から
正面から
説明板
撮っているうちに愛着が湧いてきたので、撮り方を少し研究してみた。
カリスマ・バージョン
クラーク博士バージョン
建国王ファーグムの姿が少しは伝わっただろうか?
像の周辺はきれいに整備されている。片隅には公衆トイレもある。数人の清掃人が手分けして清掃をしていた。
像の周辺はきれいに整備されている
掃除ありがとう
(2013.1.30 記,6.29 改)