7:30
¦ 起床。茶館「無為草堂」へのバスでの行き方、台中でのバスの乗り方、そして朝メシの店などをネットで調べる。
メモ:無為草堂 統聯客運81路か台中客運27路、大墩路口
9時すぎ
¦ フロントで延泊を伝える。530元。
9:25
¦ 朝メシは駅から徒歩5分ほどにある民生嘉義米糕。壁には4品の値段が書かれているけど、どれが何なのかよくわからない。客は一通り頼んでいるようだ。店のおばちゃんも「これもいるか?」みたいなことを聞いてくる。
¦ セット(?)の内容は、もち米のご飯に何かをまぶした〈米糕〉35元(下のお椀)、魚肉団子の〈貢丸〉と味付きゆで卵〈魯蛋〉各10元(小皿の左と右)、かつおだしのスープ〈柴魚湯〉5元。どれもうまく、次の朝も行ってしまった(笑)。
¦ お勘定のとき、おばちゃんに台湾語を話すか聞いてみたら「話す」と。「おいしい」(好食)の発音を教えてもらう。
10時
¦ 統聯客運の81路のバスに乗る。バス停は駅前ではなく中正路沿い。前払いと書かれているので20元を払おうとしたら、運転手は金を受け取らず、新しいICカードを出してタッチする。地元の客はみな自分のICカードを使用。
¦ 降りる停留所は公益大墩路口。公益路に入ったあとはずっと直進なので、前方の電光掲示板をちゃんと見ていれば間違うことはなさそう。
¦ 駅から20分ちょっとで公益大墩路口に到着。このバスは単に後払いのようで、もらったICカードをタッチし、料金を確認してから20元を料金箱に入れる。ICカードは運転手に返却する。
10:35
¦ 無為草堂。平日のこの時間はさすがに客がいないようだ。まさに優雅な店だけど、広くて手入れが大変そう。
¦ あ、客が来た。男の客。その後、日本人のおばさん御一行様が来る。
¦ 碳焙凍頂烏龍茶を頼む。茶葉の種類はそれほど多くない。碳の字(石偏に炭)は炭の字で代用してもいいようだ。焙煎の強い凍頂烏龍茶の意。給仕係の若い女の子に「自分でできる」と告げたものの、湯がなかなか沸かないし、考えてみれば茶葉の適量もわからないので、やはり淹れてもらうことにする。
¦ 手順 → 湯を入れて茶器を温める、茶葉を入れる、注いで捨てる。聞香杯に入れる、移す、香りを楽しむ。
¦ 茶を淹れてもらううちに店の空気に馴染んでくる。せっかく茶館に来たので、ゆっくり飲む。ここの若い子は片言の英語しかできないが、リーダー格以上はある程度の英語か日本語ができるようだ。
12:25
¦ 台中のガイド雑誌で昼メシの店を見つくろう。見つけた客家本色は、なんと、さっきまでいた無為草堂の隣。ということで、店を出た足でやって来た。きれいめな店で、値段は単品がほぼ100元から300元と高め。ご飯ものや麺類は45元から。
¦ 頼んだのは南瓜燉菜飯。燉の字は、火偏に敦。どういう意味かわからないけど、値段が手頃だったのでこの料理にした。
¦ 料理が来た。うーむ。おしゃれな盛り付けだけど、量が少ない…。容器代わりの黄色い野菜を最後に食べてみると、火がよく通っていて柔らかく、キュウリとスイカを足して2で割ったような味。繊維がさくさくする。
¦ 81路のバスで台中駅まで戻る。20元。
¦ MODEmall 新時代購物中心というショッピングモールに行くため、台中駅の裏側へ。駅裏の殺風景さには、いっそ情緒すら感じる。
¦ そんな駅裏に「MODEmall 新時代購物中心」は建っている。カルフール、ベスト電器、ダイソー、映画館などが入っている。
14:50
¦ MODEmallの地下に大きなフードコートがある。見てると腹が減ってきて、ぐるっと一通りチェックする。その結果、咖哩炒烏龍を。カレー焼きうどん。烏龍とは「うどん」のことらしい。きわめて遺憾ながら、カレーの味が薄くて物足りない。110元。
¦ ダイソーを見学。ここでは100均ではなく39均。為替的にほぼ100円だけど、台中の物価感覚では150円か200円くらい。
17:10
¦ 宿に戻る。晩メシまでネットで調べ物をしながら休憩。手元の台湾元はいつのまにか残り3000元(9000円弱)に。
メモ:逢甲夜市 逢甲大学で下車。22, 25, 29, 33, 35, 37路
* * *
17:55
¦ 宿を出る。目的地は逢甲夜市。台中最大の夜市という。さきほどネットで調べたら、逢甲大学という停留所で降りればいいことがわかったけど、該当するバスが多く、どれで行くか、かえって迷う。
¦ まずは台中客運の乗り場へ。乗り場がわからずにうろうろしていると、中山路から25路が出てくる。会社は仁友客運。あまり見ない社名だけど、バスを選ぶだけの予備知識をもたないので、とにかく乗る。
¦ ちょうど通学の時間のようで、車内は大学生のような若者で満員。その割に静かだと思えば、次の停留所のアナウンスが流れない! これは大きな誤算。午前に乗ったバスでは、ピンポーンという音を合図に前の電光掲示板を見たが、それがないと、見落とす可能性がある。頼みの路線図も車内が満員で見に行けない。
¦ 30分くらい乗っていると、どの辺りにいるのか見当もつかなくなる。そこでGoogleさんの出番となる。バス停の位置まではわからないものの、逢甲大学との距離感を教えてくれる。
18:58
¦「逢甲大学なんとか口」という停留所で降りる。おそらく本命の「逢甲大学」停留所はこの先にあるのだろうけど、路線図の確認ができないため、確実性をとって下車した。
¦ 少し歩くと逢甲夜市にぶつかる。結果的に、どちらで降りてもよかったのかもしれない。
¦ 台湾からのツイキャスに挑戦したあと、コンデジで3分ほどの動画を撮る。
20:25
¦ 逢甲夜市、おもしろかった! ツイキャスはなかなか難しい。いろいろと課題が残った。
¦ 何番のバスに乗ればいいのか路線図を確認していたら、やってきた5路のバスに台中車站と書かれていたので、運転手に確認してから乗る。このバスも後払い。バス会社は全航客運。2日間の台中滞在で、5社中4社のバスに乗った(笑)。
¦ 行きと違って台中駅なら間違うこともないし、車内もすいていて窓外の風景もよく見える。
21:30前
¦ 台中駅までほぼ1時間かかった。5路のバスは駅周辺で少し回り道をした気がする。それもあってか、ICカードをタッチすると33元と出た! 20元均一ではなかった。
21:55
¦ 宿の横にある、系列のお茶屋を初めて利用。鉄観音奶茶。奶茶はミルクティーのこと。甘さ(砂糖の量)と氷の量が選べるのがうれしい。甘さは微糖を選ぶ。カクテルみたいな容器で攪拌(かくはん)し、できたものをプラスチック容器に移して機械に入れると、透明フィルムで密封される。
¦ 鉄観音の枯れた渋みにココナッツミルクの甘味が絡んでうまし。