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198某年
3月
7日(金)
初 日
3月7日朝、南回りのSQ005便はオーストリアの首都ウィーンに到着しました。東欧旅行の始まりです。
〈オーストリア〉
ウィーン
空港に着いてとりあえず5ドルを替え、バスに乗ろうとするが、切符の自動販売機らしきものに戸惑う。インフォメーションに行って聞くと、バス[の車内]で買えると。
両替
キャッシュ $5 → öS 77
(öS, S:オーストリア・シリング、1シリング=約12円)
(öS, S:オーストリア・シリング、1シリング=約12円)
両替
$40(T/C) → S 584
〈出費〉
・地図 S 27/絵はがき S 9
・空港バス S 50
・地図 S 27/絵はがき S 9
・空港バス S 50
学生用の旅行センターでユースホステルを紹介してもらう。
〈出費〉ホットドッグ S 32
両替追加の両替 $20(T/C) → S 272
[ユースホステルがある]「ミテ何とか通り」は近そうだったので、歩いていくことにする。しかし、いつの間にか行き過ぎてしまい、バックする。大きな環状道路から坂を上ったところにユースはあった。
„Haben Sie eine(n) Zimmer?“[*1]の質問に、そっけなく „Nein.“
„Haben Sie eine(n) Zimmer?“[*1]の質問に、そっけなく „Nein.“
*1:部屋はありますか、の意。eineは正しくは „ein“ だが、旅行中はそういう細かいことは気にしない。Neinは英語のNo。ちなみに、ぼくはドイツ語はほとんどわからない。
壁に貼ってあった別のユースを目指して北進。そこは空いていたけど、チェックインは4時からで、あと20分ほど[待つ必要がある]。パン屋を経営している奥さんはきれいな人だった。
近くのサテンに入ってオムレツを注文。外見は怖そうなおばさんだが、実際はそんなことはなかった。
4時すぎにユースに戻って入室。アフガニスタンとオーストリアの兄ちゃん、後から日本人2人。シャワーを浴びてうだうだ喋ったあと、近くのメシ屋へ。スープ、メイン、ちょっとしたデザートがついて締めて49シリング(600円くらい)。あれは安い!
部屋に戻り、ひとしきり喋ってから寝る。
近くのサテンに入ってオムレツを注文。外見は怖そうなおばさんだが、実際はそんなことはなかった。
4時すぎにユースに戻って入室。アフガニスタンとオーストリアの兄ちゃん、後から日本人2人。シャワーを浴びてうだうだ喋ったあと、近くのメシ屋へ。スープ、メイン、ちょっとしたデザートがついて締めて49シリング(600円くらい)。あれは安い!
部屋に戻り、ひとしきり喋ってから寝る。
〈出費〉
・ユースホステル S 160
・オムレツほか S 66
・晩メシ S 66(定食 49、ファンタ 17)
今日のシリング残:495.50
・ユースホステル S 160
・オムレツほか S 66
・晩メシ S 66(定食 49、ファンタ 17)
今日のシリング残:495.50
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3月
8日(土)
2日め/ウィーン
時差ボケか、朝は4時ごろ一度目が覚め、けっきょく6時半ごろに起き出す。同室の人はみな寝ている。
隣のベーカリーで朝食。パンと紅茶で20シリング(250円くらい)。まあ良心的。同室の日本人とユースを出て、教会。ステンドグラスが逸品。
隣のベーカリーで朝食。パンと紅茶で20シリング(250円くらい)。まあ良心的。同室の日本人とユースを出て、教会。ステンドグラスが逸品。
〈出費〉
ユース(今晩分) S 110
そのあとツーリスト・オフィスに行ってみたが、[土曜日なので]やはり休み。いよいよ[有名観光地の]Stephansdom(シュテファン大聖堂)[*2]。地下のカタコーム[*3]はとてもよかった。実際に人骨があった。25シリング。
路地をホネホネ歩いていると、たまたま誰かの(誰かは忘れた)Wohnung[住居の意。旧宅のことか?]があった。中には入らなかったが、建物の写真だけ撮ってきた。それからBurggarden。これは王宮のことだろうか。入口の前にはゲーテの像。町にはいろいろと像が立っている。Shillerplatz[シラー広場][*4]という名前の場所もある。
広場を抜けたところで昼メシ。やや高いが妥協。
広場を抜けたところで昼メシ。やや高いが妥協。
*4:シラーはドイツの詩人。
〈出費〉
・スパゲッティ・ア・ラ・ボロネーゼ S 45
・ソーダ(炭酸水) S 8
(昼メシ S 53=約650円)
・スパゲッティ・ア・ラ・ボロネーゼ S 45
・ソーダ(炭酸水) S 8
(昼メシ S 53=約650円)
フィルムはすでに23枚[を使った]。あと1枚で1本目が終わる。なのに、交換用フィルムをユースホステルに置いてきた。まあ、やみくもに撮ることは防げるが、ウィーンは印象的な建物が多いので、ついシャッターを押してしまう。自分ではあまり無駄遣いはしてないつもりなのだが。
ウィーンの地下横断道は面白い。ただ、トイレに水道(手洗い用)がない。
ウィーンの地下横断道は面白い。ただ、トイレに水道(手洗い用)がない。
あまり大きくもない通りを、店をひやかし歩くのは楽しいが、Schloss[*5]までとなると、さすがに疲れた。Schlossはむっちゃ広いうえに、季節柄、冬枯れていて少し荒涼としていた。しかし、上まで行って宮殿を一望したときには、来てよかったとつくづく思った。
[付近には]日本人がやたらと多く、市電の電停で福岡3人組の一人と喋る。
*5:Schlossは宮殿や城の意。ウィーンにはSchlossの語が付く見所がいくつかある。ここに書いたのはシェーンブルン宮殿のことだろうか。
夜は昨日と同じ店で定食。
ポテトとチキンの唐揚げのような料理はよかった。
ポテトとチキンの唐揚げのような料理はよかった。
〈出費〉
・絵はがき S 4
・ファンタ S 9
・晩メシ S 65(定食 55+炭酸水 10)
今日のシリング残:208
・絵はがき S 4
・ファンタ S 9
・晩メシ S 65(定食 55+炭酸水 10)
今日のシリング残:208
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3月
9日(日)
3日め/ウィーン
昨日はよく歩いて疲れたので、たぶん9時ごろに就寝。今朝は7時起床。外はどんより曇り空。ウィーンでまだ太陽を見たことがない。
8時半ごろチェックアウト。
ウィーン大学の前からD線の市電で Südbahnhof[ウィーン南駅]に。学割ではなく、正規の運賃を払ったので高い! 以後、気をつけねば。
8時半ごろチェックアウト。
ウィーン大学の前からD線の市電で Südbahnhof[ウィーン南駅]に。学割ではなく、正規の運賃を払ったので高い! 以後、気をつけねば。
〈出費〉
・グラーツまでの列車 S 240
・バナナ(朝メシ) S 11
(1シリング=約12円)
・グラーツまでの列車 S 240
・バナナ(朝メシ) S 11
(1シリング=約12円)
駅の両替は絶対よい。手数料が半分以下!
両替
$40 → S 602
2版/2010.5.23