ビルマ語のUnicodeフォントはいくつかあるようですが、私は汎用性が高そうなTharLonを選びました。
▸ TharLonのダウンロードページ→ Download: TharLon Myanmar Unicode Font
(ダウンロードしたフォントファイルは適当なディレクトリに置いておきます)
参考までに、ビルマ語のUnicodeフォントの一覧は ここ にあります。英語ですが表形式なのでわかりやすいと思います。
IE用にeot形式のフォントファイルを用意したほうがいいらしいので、ダウンロードしたTrueTypeフォントからeotフォントを作成します。私は ttf2eot というウェブツールを使いました。作成したeotフォントは元のTrueTypeフォントと同じディレクトリに置くのが無難でしょう。
3-1:
CSSでfont-familyの設定をします。形式は次のとおりです。
@font-face {
font-family: "<name>";
src: url("<dir>/xxx.eot");
src: local("<name>"),
url("<dir>/xxx.ttf") format("truetype");
}
〈設定〉
<name>:フォント名
<dir>:フォントのURI
xxx.eot:EOTフォントのファイル名
xxx.ttf:TrueTypeフォントのファイル名
3-2:
html要素のidまたはclassに上記で設定したフォント名を指定します。
〈例1〉classに指定
.ccc { font-family: <name>, serif; }
〈例2〉langに指定
:lang(my) { font-family: <name>, serif; }
*これは、html側でlang="my"を指定した要素に適用されます。
これで少なくとも iOS 7のsafariでビルマ語フォントが表示されました。
ビルマ文字の入力について:
本格的に入力するには何らかのスクリプトが必要でしょうが、数語をちょっと入力する程度なら文字参照(&#xhhhh;:hhhhはUnicodeの16進値)で十分可能です。
ビルマ文字のUnicode値は、たとえばWikipediaの下のほうに出ています。
また、Unicode.orgには一覧表のpdfがあります。
ビルマ語の英字転写からビルマ文字に変換するツール ☞ こちら