7. 〔番外編〕飛龍天神ねぶた
10月1日から31日の合格祈願月間に合わせ、鯉が飛龍に進化する登龍門の故事にちなんだ〈飛龍天神ねぶた〉が楼門に飾られている。夜はライトアップがあるとのことで、軽く写真を撮りに行った。
飛龍天神ねぶたの全身
飛龍の頭(上の写真の中央部分)
飛龍天神ねぶたの趣旨文
秋の青空が力尽きて色を失うころ、空の色と入れ替わるようにして本殿に黄色い灯が灯る。
飛梅と本殿
祈願や御朱印の受付はひっそりと静まりかえり、天井灯だけが無人の通路にしらじらと熱を放っていた。
本殿横の受付と通路
闇が、ゆっくりと、太宰府の街に、降りてくる。
薄暮の庭が、
たちまち漆黒に包まれる。
ねぶたのライトアップは20時までだが、楼門じたいは19時で閉まる。門を出てから振り返ると、左右の扉がすでに閉まっていた。蛍の光がどこからか聞こえて来そうな楼門前である。
左右の扉は5分前に閉まる
夜の神社にわざわざ行くことはとても珍しく、個人的に深く印象に残ったので、番外編としてまとめてみました。ご覧いただき、ありがとうございました🙇
(2020.10.8 記)