5. 県道沿いを歩く
天開(てんかい)稲荷社の左手の坂をだらだら下りると県道に出る。「578号」と数字は大きいが、きれいな舗装道路である。街に背を向けて道なりに歩く。所要は20分ほどらしいが、急ぐ道ではないので写真を撮りながら歩く。
アスファルト脇で見たヒガンバナは色がすでに落ちかけていたが、雑草に混じって生えるヒガンバナは赤がまだ深くて鮮やかであった。
雑草に混じって咲くヒガンバナ、2景
県道にはコミュニティバスが走っている。実際、帰りはバスに乗って一気に太宰府駅に戻った。いまの時間帯は30分に1本ある。こういう特殊な路線は運賃が高いものだが、市の政策なのか、100円で乗ることができる。
菅谷のバス停
県道はゆるやかに上っていく。
このあたりはまだ平地の続きで、たまに田んぼが現れる。すでに稲刈りが終わっていた。
太宰府駅から30分ほどで、とてものどかになる
竈門(かまど)神社の入口に到着❗
寄り道して写真を撮りながら歩いたので、天開稲荷社を出てから30分かかった。赤ずきんの物語ならぴえんな展開になるところだが、待っている人は誰もいないので問題はない。
入口の前ではコミュニティバスがゆっくり発車しようとしていた。
竈門(かまど)神社の入口
次回は竈門神社を訪れ、最終回となります。
(2020.10.3 記)