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太宰府🍂

天満宮〜竈門神社, 2020 –scene 2–
–scene 2–
 天満宮の楼門前までやって来ました。これから楼門をくぐって本殿に向かいます。
2. 天満宮にて
 楼門には大きな提灯が3つ据えられている。門の提灯など、これまで浅草寺以外で意識した記憶がない。中央に大きな提灯が掛かっている神社は珍しい気がするが、どうなんだろう。近寄ると、なかなかの迫力がある。

大提灯
楼門の中央の入口

 大きな庭ではない。天下にその名がとどろく神社にしてはむしろ小ぶりな感想さえ抱く。しかし、そこはそれ、都から遠く離れた土地だったことを思えば、十分に巨大な祭祀空間といえる。

内庭
楼門の前より。参拝客が列をつくっている。

 本殿のすぐ右手前には飛梅が慕うように植わり、枯れ枝を四方に伸ばしている。季節柄、禅寺を思わせる裸木だが、春先にはほのかに紅を混ぜた淡い色が散る。
 これはトリビアだが、天満宮は道真公の死後に建立されたものであり、飛梅はこの場所に飛んできたのではない。飛梅飛来地とされる場所が少し離れた住宅街に存在する。

飛梅
飛梅と本殿

飛梅
5分咲きくらいの2月の飛梅(2008年)

 午後2時を回り、人が増えてきた。巫女さんがどこからともなく現れて参拝客を誘導し始めた。

参拝
巫女さんが誘導していた

 今回は短めですが、キリがいいのでここまでとします。次回はこの奥にある天開(てんかい)稲荷社に向かいます。
2020.10.1 記)