ありきたりな内容ではありますが、2017年元日の初詣散歩の様子を写真でご紹介します。
午前7時すぎ。地下鉄「蹴上」駅で降り、ときおり振り返って薄明の景色を見ながらインクラインに沿って歩く。
蹴上のインクライン
インクラインを過ぎると、すぐに南禅寺の参道に出る。
南禅寺の参道入口
仁王門通りから疎水沿いに神宮道へ。7時半を回ったあたりでようやく東山から太陽が姿を現す。
平安神宮の大鳥居
大晦日の余韻が残る参道
開いている露店もある
初日の出といえば初日の出
平安神宮は外から見るにとどめ、楼門前を右に折れて岡崎道に出る。岡崎道に入るとたちまち音が消え、ごくふつうの元旦の風景に立ち返る。
丸太町通りを渡って右折する。岡崎道のバス停ではスーツ姿のおじさん2人が話をしながらバスを待っていた。元日の朝8時前にはそぐわない光景だが、日常のおだやかな優しさがバス停からあふれ出ていた。
そのすぐ先に岡崎神社があるので、寄っていくことにする。岡崎神社はまだ行ったことがない。
岡崎神社
中庭に咲く深紅のツバキと本殿
岡崎神社の左に伸びる細い道を抜けるとすぐに黒谷の南門が見える。真新しいのがやや軽く見えて残念だが、それはこちらの願望にすぎない。門をくぐり、文殊の塔につづく石段を途中まで登る。
初詣か墓参りか、ばあさんや家族づれがぽつりぽつりやってくる。
岡崎神社の横から黒谷へ
黒谷の墓地と文殊の塔
金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の本堂前を通り、黒谷を突き抜けて北門から出る。そのすぐ先の右手に、こんどは真如堂がある。ここも門を少し入って写真を撮るだけにし、先に進む。
真如堂の本堂と塔
宗忠神社を抜けて道なりに坂を下り、砂利道を踏んで、最後の目的地、吉田神社に向かう。
山側から吉田神社へ
8時半を回ったこともあり、吉田神社はさすがに初詣客が途絶えない。本殿の中では長々と祈禱が行われ、ときおり太鼓の音が聞こえた。
本殿の前で祈る参詣客
お守りなどの売り場とおみじく結び
第7番 吉
無事に初詣を終え、帰路についた。
最後に腹ごしらえ
(2017.1.03 記)