デチャニへ
デチャニの町に行きます。
① ペーヤから
南行きのジャコーバ(Gjakova)行きかプリズレン(Prizren)行きのバスに乗ります。どちらでも同じです。
② プリズレンから
北行きのペーヤ(Peja)行きかジャコーバ(Gjakova)行きのバスに乗ります。ジャコーバ行きの場合はジャコーバでペーヤ行きに乗り換えます。
③ プリシュティナから
まずペーヤに行き、そこで乗り換えるのがたぶん唯一のルートです。ペーヤ以降については上記①を参照してください。
◊ プリシュティナ→ペーヤは朝夕に1本ずつ列車が走っています。
旅の口先会話:アルバニア語
·
〈場所〉に行きたい
Dua të shkoj në …
(ドゥア・タ・シュコイ・ナ……)
·
〈場所〉で(乗り物を)降りたい
Dua të zbres në …
(ドゥア・タ・zbレス・ナ……)
「着いたら教えてください」をちゃんと言うのは面倒なので、表現としてはたぶんおかしいと思いますが、下のように言えば意図をわかってくれるはずです。
Më thoni në …
(マ・thoニ・ナ……)
文末の「……」のところにデチャニなどの地名を入れます。thの発音は英語の
think などのthと同様です。
デチャニにて
デチャニの町ではロータリー(ラウンドアバウト)の前後で降ります。わりと大きな町なので、市街地に入ってから少しかかります。車掌にデチャニで降りたい旨を伝えておくといいかもしれません。
◊ 修道院に行くとは言わないほうがいいでしょう。
デチャニ修道院は街道の西側にあります。つまり、南から着いたときは大通りを渡り、北から着いたときは降りた側に留まります。
ロータリーからは2本の横道が出ています。市庁舎に面した道を入ります。
ロータリーからの道をGoogle Mapで示すと下のようになります。縦の黄色い線が街道で、街道上の黒丸がロータリーです。
ロータリーから数分歩くと先がY字路になっているので、道なりに右に曲がります。
突き当たりのY字路を右に
分岐点には標識が立っています。右の道はその名もManastiri通りです。
分岐点の標識
やがて舗装された山道になります。たまに民家があります。修道院がありそうな感じがしませんが、あると信じて進みます。
舗装された山道
20分くらい歩くと、ようやく検問所が見えてきます。見た目は仰々しいですが、善良な見学者はウェルカムです。
検問所
この検問所はノーチェックです。右側の平らな道を進みます。
ここからまた少し歩きます。けっこう焦れてきた頃に修道院の遠景がようやく右手に見えてきます。入口でパスポートを預けて引換証を受け取り、中に入ります。
セルビア教会のなかではセルビア語を使うといいでしょう。
(教会の外にいるアルバニア人にはセルビア語を使わないほうがいいでしょう。トラブルの元です)
◊ こんにちは Dobar dan.(ドーバル・ダン)
◊ ありがとう Hvala !(khヴァラ)
◊ ありがとうございます Hvala lepo !(khヴァラ・レポ)
khの音は説明がいるので、省略してヴァラ(・レポ)と言っても通じるはずです。
それでは、ゆっくりご見学ください。