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(グルジアとアルメニア)

2011年、白水社から入門書が登場!

グルジアは2005年6月より90日以内の観光
に対してビザが不要となっています。→ 詳細

2007年2月に在日グルジア大使館が開設されています。

グルジア語を勉強している個人の覚書
グルジア語勉強庁

■  旅 メ モ  ■

本ページはほとんど放置になってますので
昔の記録としてご覧ください。
●● グルジア ●●

グルジアへの道 '98/'01
グルジアへのアクセス(02年10月)

グルジア 旅メモ '01
トビリシに関する簡単な覚え書き
(02年3月)

●● アルメニア ●●

アルメニアへの道 '98/'02
アルメニアへのアクセス(02年10月)

アルメニア 旅メモ '02
エレバンに関する簡単な覚え書き
(02年10月)

■  本 が 出 た  ■
cover 僕とおばあさんとイリコとイラリオン

原著:ノダル・ドゥンバゼ, Nodar Dumbadze
翻訳:児島 康宏
価格:¥2,625 (税込)
 旧ソ連時代に当時のグルジア共和国で生まれた一編の田舎小説。とある農村に暮らす「僕」が地元の学校を出てトビリシの大学に通い、再び村に戻ってくるまでを描いています。
 ストーリーは多少のハラハラを越えながらなごやかに進行します。しかし、この小説はたんなる「ほのぼの系」でも「大人のメルヘン」でもありません。登場人物たちは自分が背負う荷物の重さをつゆ見せず、いつもユーモアを忘れません。相手を思いやる余裕をもっています。
 人間の深みというものを再発見させられる作品です。日本語もとても読みやすく訳されています。
cover





●● リ ン ク ●●

グルジア

日本グルジア文化協会
グルジアの入門サイト。グルジアの主だったトピックが載っている。グルジア語のフォントもダウンロードできる。

外務省 グルジア情報
外務省による基礎データと安全情報。

在米グルジア大使館
「About Georgia」のページには、グルジアの基本情報をはじめ、世界のグルジア大使館/領事館の所在地も掲載されている。グルジアに行くときの情報確認にいいかも(英語)

Georgia - U.S. Library of Congress
グルジア入門に最適のサイト。米国国会図書館が提供。総合情報、歴史的背景、宗教、芸術、民族構成、政治など(英語)

Georgia, An Interactive Map
グルジア全図のほか、主要都市の案内あり。観光のネタ集めにオススメ(英語)

parliament of georgie
グルジア議会によるグルジアの紹介。政府機構、経済、科学、文化、環境、教育、スポーツ、観光などを一通り網羅(英語)

Georgian Phrases and Sound
グルジア語のあいさつなど簡単な単語が音声付きでリストアップされている(英語、David A. Mchedlishvili's Personal WebPage内)


アルメニア/概要・総合

アルメニア共和国(by ロシア東欧貿易会)
アルメニアの概況を知るならここ! コンパクトにまとまっています。

在米アルメニア大使館
「Discover Armenia」のページにはアルメニアの文化・宗教・旅行などの基本情報があり、概要をざっと知るのに便利。一部工事中。(英語)

Armenia - U.S. Library of Congress
米国国会図書館によるアルメニアのカントリー・レポート。歴史、政治、宗教などを項目別に解説。ただ英語なのと、94年ごろのものなので最新事情がわからないのが残念。(英語)


アルメニア/旅行

TRAVEL Document systems アルメニア編
基本的な旅行情報が載ってます。出発前の確認によさそう。(英語)

Armenian Airlines(アルメニア航空)
コンパクトなサイト。フライトスケジュールが見れる。どうでもいいけど、名前もロゴもAmerican Airlinesみたい(笑)。(英語)



◆ アルメニアのガイドブック(英語)

Edge of Time
       -- Traveling in Armenia & Karabagh

 アルメニアとカラバフを対象にしたガイドブック。首都エレバンなどはここ数年でホテルや店が増えているようだが、2001年の発行なので比較的新しい情報もフォローされている。レストランの情報が載っているのもうれしい。心強いガイドブックである。
 唯一の弱点は地図。欧米人はなぜこういう幼稚な地図しか作れないのだろう。旅行人ノート『シルクロード』と合わせて使うとよさそう。
 約150ページ。値段は20ドルくらい。

表紙
2006年に新版が出たようです→
The Stone Garden Guide
Armenia & Karabagh


アルメニア/ことばとフォント

 現在ではUnicodeが普及していますので、Unicode準拠のアルメニア語フォントを使えば多言語の混在が可能です。

 以下は非Unicodeフォントの説明です。

 ネット上でアルメニア文字を読み書きするには、Arial AM と Courier AM を用意するのがよさそうです。英字とアルメニア文字がひとつのフォントにまとまっているため、このフォント1つで英語とアルメニア語の混在表示が可能になります。フォントの場所については、以下のサイトなどをご覧ください。

 なお、これらのフォントは印字するとイマイチなので、個人用に使うにはたとえば下の cilicia.com にある Yerevan Font Package などをお使いになるといいかと思います。ただし上記のArial AM や Courier AM とはコード体系が異なるようなので、互換性はないように思われます。

 フォントはたいていWindows用のTTフォントですが、TTConverterなどで変換すればマックで使えるようになります(私はそうしています)。

Armenian National Language Support
Arial AM と Courier AM を読み書きするためのキット(Windows 95, 98, NT4.0用)がダウンロードできます。ちなみにマックはフォントさえ入れれば使えるので、キットは不要です。

cilicia.com: fonts & files
アルメニア語フォントがいくつか用意されています。個人的にはYerevan Font Packageあたりがオーソドックスな感じがします。

Yamada Language Center: Armenia
言わずと知れた?フォント・ライブラリ。

The Mashtots Project
ウェブやメールでアルメニア文字を使うためのノウハウ(やや古いかもしれません)。フォントのダウンロードも可。

Namag.com: Read and Type in Armenian
ウェブやメールでアルメニア文字を使うためのノウハウ(Win95/98、Mac、Unix)。「Namag.com」というサイトの1ページ。

Armenian Standards Page
文字コード“ArmSCII”の説明やデータが載っています。

cilicia.com: armenian language
cilicia.com のなかの東アルメニア語紹介ページ。文法事項がかなり詳しく説明されています。東アルメニア語は、現在のアルメニア本国で話される言葉です。

  ▼  西アルメニア語と東アルメニア語について

ethnologue: Armenia
アルメニアで話される6言語に関する簡単な説明。



● コラム アルメニア教会の呼び名

 アルメニアでは、国民の9割近くがアルメニア教会の信者だそうです(*1)。アルメニアの教会組織を「アルメニア正教」と紹介する文献がときどきあって気になるのですが、アルメニアの教会は東方正教会(主にギリシアやロシア、旧東欧で信仰されているキリスト教)ではないようです。アルメニア本国では「アルメニア使徒教会」(英語名:Armenian Apostolic Church)と呼んでいます。

「アルメニア正教」と書かれるのは、おそらくアルメニア使徒教会の英語名称である“Armenian Apostolic Oriental Orthodox Church”(*2)や“One Holy Universal Apostolic Orthodox Armenian Church”(*3)(長い!)に「Orthodox(正教)」の言葉が入っているからかな、と思います。

 東方正教会と区別する意味合いから、個人的には「アルメニア使徒教会」と書くのが無難な気がします。たんに「アルメニア教会」でいいという文献もありますが、「使徒」を付けたほうがそれっぽい(?)気はします。

 で、なぜ「使徒」が付くかといえば、アルメニアに最初にキリスト教を伝えたのが、バルトロマイとタダイというイエスの使徒だとされるためです(*4)
 ちなみに伝説によれば、アルメニアは啓蒙者グリゴルの身を挺した布教活動により、301年にキリスト教を国教とします(*2)。ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がキリスト教を公認したのが313年(*5)ですから、それよりも若干早いことになりますね。アルメニアでは、2001年にキリスト教受容1700周年のイベントが行われたそうです。(2010.1.12 改)

 *1 上記ガイドブック“Edge of Time”p.33
 *2 Armeniapedia(英語)
 *3 Wikipedia(英語)
 *4 Yen tavelの観光用パンフレットおよび“Edge of Time”p.41
 *5 『世界史図説』(東京書籍)


アルメニア/リンク集

cilicia.com
個人がやっているらしい実用的アルメニア・リンク集(英語)

ArmSite
アルメニアの工芸・音楽のポータルサイトといったおもむき。拡大できる地図もある(ただし表記はアルメニア文字)。ウェブでアルメニア語を使うノウハウなども紹介されている。(英語)

REENIC: Armenia
テキサス大学“REENIC”が提供する全方位的アルメニア・リンク集(英語)

eurasianet: Armenia Resource Page
「ユーラシアネット」によるアルメニア・リソース・リンク集(英語)


アルメニア/公共機関

アルメニア政府
アルメニア政府の公式サイト(英語)

アルメニア大統領府
アルメニア大統領府の公式サイト(英語)

Armenpress News Agency
現地の通信社(英語)

AMERICAN UNIVERSITY OF ARMENIA
在エレバンの大学。(英語)



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